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先週は打ち合わせが続き、今週から制作に集中。 和紙に化粧をする。 胡粉 柿渋 薄鼠 和紙に化粧をしていて気になる事があります。 同じ条件で仕事をしていても時々、紙面が突然凸凹になる。 今までは「紙漉き」の段階で原料が一面均等に散りばめられてなく 繊維、木材パルプが固まり、濃い部分、薄い部分で 紙の伸び率が違い、紙面に凹凸が出来るのだろうと思っていました。 もちろんその理由も有るけれど、他に大きな原因が「染め台」 化粧をするたびに雑巾で台を拭くが、リズムよく仕事を進めていくので 拭く際にも手の癖がでて、ある一定の部分だけ湿気が残る。 染め台の中で湿気の多い部分、少ない部分があると 乾燥した和紙を台に置いただけで、湿気の多い部分の湿気を吸い取り そこだけ紙が伸び、知らず知らずのうちに微妙に紙面に凹凸を帯びる。 特に柿渋なので染めたあと、台も柿渋によってコーティングされるのでなおさらです。 化粧ベニアを染め台に使っていますが、拭き続けると表面は剥げてきて条件が変わります。 こういう「気づき」から少しずつ仕事の質を上げ 納得の行く「光陰彩紙」を作りたいです。 漆塗装された木板(作業台)憧れます。
by kamisoe
| 2010-05-17 16:49
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