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かみ添の便箋
かみ添の便箋_a0130826_02139.jpg


かみ添の便箋。
和紙は越前で漉いていただいたもの。
色々な条件に合うよう、繊維の配合を工夫していただき
色指定をして漉いていただいた「かみ添」オリジナル和紙です。
表面のツルっとした表情をなくし、手触りを大切にする。
繊維だけではないので、厚みを感じますが、その厚みに温かさを感じます。
6色指定をするので、漉く前に原料から染めていただきます。
微妙な色出しはなかなか難しく、はじめのイメージとブレがありますが、
職人同士の掛け合いで生じるブレ、余白、遊びに手造りの醍醐味があると信じています。

写真文様名は「行雲流水」(コウウンリュウスイ)
空を眺め雲の流れいく様を見ている時、瓦の屋根が見えました。
瓦の曲線、重なり、連続性をジっと見ていると波に見えてきます。
そこから、雲と波の重なる風景が面白く文様にしようと思いました。
古典文様にはたくさんの雲、波があるので、
雲が行き、水が流れる、ふたつを合わせ「流れ」をイメージした
オリジナル文様です。

線が細くとても繊細な文様なので、
細い線にしっかり絵の具が乗るよう、糊の割合を増やす。
紙を置くとき、上げるときに線が2重になりやすいので紙を丁寧にを扱う。
この文様の便箋は紙と絵の具手触りがとてもいいです。
是非、手にとって触って欲しい紙です。
by kamisoe | 2009-09-09 00:34 | → paper
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